Impact

KIIはミッションを達成するために
ディープテック投資のパイオニアとして
インパクト投資に挑戦しつづけます。

KIIは、「その研究が、その発明が、そのイノベーションが、社会を変えるまで。」をミッションに、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組むアカデミア発のディープテックに投資し、支援してきました。インパクト志向の投資活動をいち早くおこなってきたともいえます。

私たちは、今後さらにインパクト志向を加速させるために、グローバルスタンダードに準拠して、インパクト測定及びマネジメント(IMM)に誠実に取り組みます。具体的には、デューデリジェンスから投資実行の各段階で、セオリーオブチェンジ(ToC)やロジックモデル、インパクトの5つの基本要素、インパクトKPIの設定を投資先スタートアップと共に策定します。

これからも、スタートアップへの投資や育成を通じて、日本が誇る大学や研究機関等の優れた研究成果の社会実装を推進します。そして、社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し、持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。


Impact Investment Vision

すべての人が、健康で、幸福な人生を達成できる社会(生涯現役社会)の実現

KII3号インパクトファンドでは、グローバルスタンダードに則ってセオリーオブチェンジ(ToC)を策定。究極成果の実現を目指して、財務的リターンの最大化とインパクトの創出に取り組んでいます。

※健康とは、単に病気がないとか虚弱でないということではなく、WHOが定義している「身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態」をさします。

KII3号インパクトファンドのTheory of Change(ToC)

パーパス

アカデミアの研究、発明を、社会を変えるビジネスに。

究極成果

すべての人が、健康で、幸福な人生を達成出来る社会(生涯現役社会)の実現

投資先の
貢献
SDGs /
IRIS + 観点
1 貧困をなくそう 2 飢餓をゼロに 3 すべての人に健康と福祉を 4 質の高い教育をみんなに 5 ジェンダー平等を実現しよう 6 安全な水とトイレを世界中に 8 働きがいも 経済成長も 10 人や国の不平等をなくそう 11 住み続けられるまちづくりを 16 平和と公正をすべての人に
3 すべての人に健康と福祉を 8 働きがいも 経済成長も 9 産業と技術革新の基盤を作ろう 11 住み続けられるまちづくりを
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに 9 産業と技術革新の基盤を作ろう 11 住み続けられるまちづくりを 12 つくる責任 つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 14 海の豊かさを守ろう 15 陸の豊かさも守ろう
インパクト QOLの向上 社会経済システムの変革 環境保護
アウトカム
  • アンメットメディカルニーズの解消
  • 予防医療の普及、医療費の適正化
  • 医療の均てん化・効率化
  • 産業およびインフラの生産性・効率性向上
  • 生活・労働環境の改善
  • 地域の活性化
  • 持続可能なエネルギーの開発普及
  • CO2削減
  • 循環型社会の形成
社会課題
  • 平均寿命と健康寿命の差、医療費・介護費の増大による国家財政と各家庭への負担増、医療技術の地域格差
  • 高齢化・核家族化・経済/情報格差による個人の孤立化、生産年齢の人口減少と低い生産性
  • 地球温暖化による地球環境悪化と気候変化(海面上昇、生態系への影響、食糧・水・健康・経済への被害拡大)
  • 国際的IMM(Impact Measurement & Management)
    に準拠した設計・運用

    インパクト測定・マネジメントには、国際金融公社(IFC)の提唱するインパクト・マネジメント運用原則(OPIM)に則り、GSG国内諮問委員会IMMワーキンググループ作成インパクト投資におけるインパクト測定・マネジメント実践ガイドブックを参照し設計・運用。

  • 【インパクトの5つの基本要素】により、投資が生むインパクトを評価

    投資の妥当性判断時及びモニタリング時に、世界中のインパクト投資家が活用している インパクトの5つの基本要素(What,、Who、 How Much,、Contribution、Risk)を活用してインパクトを多面的に評価。

  • 一つ一つの投資先で【ロジックモデル】を設計

    投資先企業と議論を重ねながらロジックモデルを作成。このプロセスを通じて、投資先の描く最終的なインパクトの目標と、それに向けた道すじを言語化。


Community

  • コミュニティ、外部機関との連携

    ・インパクト志向金融宣言に署名機関として参画


Dialogue