日本大学と筑波大学の研究成果を活用し、FRC方式とミラー方式を複合させた革新的な核融合炉開発に取り組んでいます。この日本が中心的役割を担ってきた核融合技術により、中性子がほとんど発生せず、放射性物質を扱わないp-11B燃料の利用が可能となります。これにより、従来の核融合と比較して安全性が高く、直接発電による高いエネルギー効率を実現し、さらに小型化による多様なアプリケーション展開も期待できます。技術の実用化で、CO2排出ゼロ、高い安全性、安定稼働、放射性廃棄物をほとんど発生させないエネルギー源が実現し、日本のエネルギー自給率向上とカーボンニュートラル達成に貢献することが期待されます。